はじめての株価下落に備える

NISA制度が新しくなったのをきっかけに投資を始めた方は多いのではないでしょうか。

この数年はかなり相場が良かったので「急落」のニュースを心配されてる方もいらっしゃるかと思います。

ちなみに今回の急落ですが
＊アメリカの景気減速懸念→アメリカ株大幅下落
＊日銀が0.25％の利上げ発表→円高が加速
などが主な要因と考えられます。

今後も緊迫する中東情勢、アメリカの大統領選の行方など不透明なことが多いため、しばらくは調整が続くかもしれません。

さて、ライフキットでは「長期投資」を基本にお勧めしており、「一喜一憂しない」が合言葉ではありますが、それでも株価急落のニュースは気になりますね。

しかし事前の心構えと戦略があれば、この状況を乗り越え、むしろ長期的な資産形成のチャンスとして活用することができます。

初めての株価急落にどう備えるべきか、そして相場が下がっても投資を続ける理由について解説します。

株価急落は珍しくない

まず、株価急落は決して珍しい現象ではありません。
1987年のブラックマンデー、2008年のリーマンショックなど、定期的に発生しています。
重要なのは、たとえ暴落しても市場は必ず回復し、長期的には上昇トレンドを維持してきたという事実です。

最も重要なのは、事前の心構えです。パニックに陥らず、冷静さを保つことが必要です。
優良企業の株式が割安になる買い時と捉えることもできます。暴落は追加投資の絶好のチャンスでもあるのです。

ライフキットでは基本的に運用を始める際、ライフプランニングをして「計画」を立てます。増やすことだけを目的にせず、「お金に働いてもらう」ために運用を始められたのではないでしょうか。
「増やす」「守る」「使う」を意識して資産配分をしているので怖がる必要はありません。

株価が下がっても、積立投資を中断したり、売却したりしないでください。
実はそんな時こそ、積立投資のメリットがあります！

◆ドルコスト平均法の効果
定期的に一定額を投資するドルコスト平均法は「安い時にたくさん買う」「高い時には少ししか買わない」という投資法です。この方法で将来の市場回復時により大きなリターンを期待できるのです！思い出されましたか？

◆感情に左右されない投資
積立投資のもう一つのメリットは、タイミングを図る必要がないことです。相場の動向に関係なく定期的に投資を行うため、感情的な誤った判断から解放されます。

◆複利効果
積立投資を長期間続けることで、複利効果を最大限に活用できます。特に、配当を再投資することで、投資リターンが雪だるま式に増えていく可能性が高まります。

重要なのは、長期的な視点を持ち、一時的な市場の変動に惑わされないことです。

不安になっても日々の上げ下げに一喜一憂しないというのがポイント。
歴史が示すように、株式市場は長期的には上昇トレンドを維持しています。

株価下落は恐れるべきものではなく、長期的な資産形成におけるチャンスとして捉えましょう。積立投資を通じて、着実に資産運用することが、「お金に振り回されない」経済的自由への近道となるのです。

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