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今日は奥様の働き方「扶養の範囲」についてお話します!
ライフプランのご相談を受けると専業主婦の方が少なくなってきているな~。
パートや社員など働き方は様々ですが、奥様も一緒に夫婦二人三脚で家庭を支えることが多くなってきたな~という印象を受けます。
そこで多いのが「扶養の範囲内で働くほうがお得ですか?」という質問。
まずは扶養についてよく聞く「壁」について説明します。
これは「所得税」の壁です。
103万円以下で働けば所得税がかからないのでまるまる手取りで受取れます。
年末の時期はこの壁を気にして、勤務時間を調整する方も結構いらっしゃるのではないかなと思います。
これは「社会保険」の壁です。
この壁を超えると自身のお給料の中から国民年金・国民健康保険をかけなければなりません。
(勤務先によりパートさんの社会保険制度がある場合は厚生年金・健康保険を負担することになります。)
よって、手取りが減ってしまうな~と感じる部分です。
ちなみに大企業にお勤めのパートさんは勤務条件によってこの壁が106万円になることがありますので注意!
※・正社員が501人以上・収入が月88,000円以上・雇用期間が1年以上・所定労働時間が週20時間以上・学生ではない
(またご主人のお給料に配偶者手当や家族手当がある場合は、扶養を外れると、手当もなくなることもあるかもしれません。これはお勤め先の企業によって異なりますので確認が必要です。)
ご主人が自営業の方は「扶養」という考えがなく、奥様ご自身も国民年金・国民健康保険に加入となります。
よってご主人が自営業の奥様は積極的に社会保険をかけた働き方のほうが良いこともあります。
☆FPの一言☆
可能であれば「扶養の範囲」を気にせず、働ける方はがっつり働きましょう!
現社会の流れで老後の年金も今後減ってしまうか、受け取りが延びるか、そんな時代になってくるかと思います。
少しでもご夫婦の老後の年金をふやすために奥様がご自身でがっつり働いて厚生年金をかけるというのも手です。
「いくらで働けばいい」というのは正解がありません。
どう働こうか迷われている方は、ご家庭によっても変わってきますと思いますので是非ご相談を!
未来のことは分からないけど、老後に苦労はしたくないワン…
今のうちにボクも頑張るワン!
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